誰にでも読みやすいホームページをデザインするには




多くの人に読んでもらいたいと考えて作成したホームページが、読んでもらえなかったとしたら・・・

市民や施設利用者に向けての情報提供を目的とした公的機関のホームページや、広報・宣伝を目的にした企業のホームページに対して、アクセスしたのに読めない人がいるとしたらその方だけでなく、情報の発信者にとっても残念なことです。

このページをなにげなく、ご覧になっている皆様は、目や手の不自由な方がインターネットを利用する際に、どんな点を不自由と感じているかご存知でしょうか。

  • たとえば、目の不自由なネットワーカーは、画面に表示される情報を音声合成ソフトを使って読み上げさせています。しかし、写真や図に説明の文章が添えられていないとその内容をまったく理解することができません

  • また、手が震えるネットワーカーにとっては、マウスでしか選択できないボタンが多いページは、操作することは難しいでしょう。
  • このように、一般の方が操作する上ではまったく問題がないようにみえるページでも、人によってはアクセスが難しいことがあります。 これは、ホームページ作成時に適切な配慮がなされていないことによります。ただし、一般的にはホームページ作成者には、そのようなユーザーが存在することが知らされていませんし、どうすればよいのか具体的な方法も提供されていません。

    来る21世紀は「情報化社会」であると同時に「高齢化社会」でもあります。インターネットでの情報発信を、誰にもわかりやすい形にしていくこと、言い換えると「情報のユニバーサル・デザイン」が、これからの課題だと考えています。

    ここでは、誰にでもアクセスしやすいホームページのデザインのあり方を提示しているサイトをご紹介します。 ホームページの作成にかかわっていらっしゃる方々には、ぜひこのデザインガイドに基づいて、誰にでも読みやすく、情報を過不足なく伝えられるホームページを作成していただきたいと考えています。 次の手順で作成・評価をしていただければ、よりアクセスしやすいページができると思います。

    1. <デザインガイド>に基づいて、ホームページをデザインする。
    2. "i-Checker"などを用いて、<アクセスしやすさをチェック>する。
    3. "ホームページリーダー"や"眼の助"で実際に<音声で聞いてみる>

    <デザインガイド>

    (日本語)

    (1)「バリアフリーの扉 -ホームページ作成上の考慮点-」(日本IBM)
    http://www.ibm.co.jp/accessibility/webaccess/
    (2)「すべての人にアクセス可能なHTML文書」(東京女子大:小田先生訳)
    http://www.twcu.ac.jp/~k-oda/AccessBlind/AccessibleHTML.html
    http://www.gsa.gov/coca/WWWcode.htm (原文)
    (3)「障害者に配慮したHTMLホームページ作成について」(千葉大:市川先生)
    http://bach.icsd4.tj.chiba-u.ac.jp/hitoni.html#G
    (4)「こころWebからの提案」(日本IBM)
    http://www.ibm.co.jp/kokoroweb/tips
    (5)「『優しいHTML』の書き方」(田村氏)
    http://www.din.or.jp/~tkent/goodhtml.html
    (英語)
    (1)”WWW Consortium Web Accessibility Initiative,Working Draft”
    :WWWの標準を決めているW3Cのサイト
    http://www.w3.org/1999/05/WCAG-RECPressRelease.html
    (2)”Trace Research and Development Centre, University of Wisconsin”
    :ウィスコンシン大学のTrace Centerのサイト
    http://trace.wisc.edu/world/web/index.html
    (3)”National Centre of Accessible Media”
    :主に聴覚障害者に対する配慮をまとめたサイト
    http://www.boston.com/wgbh/ncam
    (4)”The Yuri Rubunsky Insght Foundation”
    :支援技術やWebデザインの総合サイト
    http://www.yuri.org/webable/index.html

    <ページのアクセスしやすさをチェックする>

    (1)”i-Checker”(アイ・チェッカー)
    :ホームページのアクセスしやすさが評価できる
    http://www.hiroba.japan.ibm.co.jp/i-checker/index.html

    <音声で確認する>

    インターネット用ブラウザ音声化ソフトウェアとして2種類の製品があり、いずれもデモ版が入手できます。

    (1)”ホームページリーダー”(日本IBM)
    http://www.ibm.co.jp/accessibility/soft/hpr_down.html
    (2)”眼の助(がんのすけ)”(富士通東北海道システムエンジニアリング)
    http://www.netbeet.or.jp/~feh001/package/gannosuke/index.htm


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