ユーザーサポートの上手な利用法
Chapter6 電話でなくても・・・
6-4:
Fileレベルの自己診断
(CHKDSK・Scandisk)
情報も、添付のマニュアルだけでなく、すみずみ探してみた。
ウィルスも検査したけど該当しない。
ここまでだけでも相当根気のいる作業なのに、自分の問題は全然解決しない。
となれば「やっぱり!不良品なんじゃないか!さもなければ説明が不親切すぎる!!」と腹が立ってくるのもごもっとも。
でも待って、最近では情報が流通を超えて氾濫しているのですから、品質にその原因があれば店頭でも雑誌でも騒がれるはずですし、よほど特殊な事をしていないなら類似の事例があるはずです。
どのメーカーもホームページにせっせせっせとFAQやQ&A集などを蓄積しているのですから、インターネットなど即時性の高い手段で探せば最新の情報だって見つけられます。
情報が皆目見当たらないという事は、自分にだけ発生している固有の状況という可能性も検討してみましょう。
例えば人が「腹痛」を起こした時を考えてみましょう。
食中毒など食した人が必ず発症する場合にはその情報はニュースとなって流れます。
また個々の原因で発症する可能性は、病理学的には医学書などの専門書や、「食い合わせ」などの言い伝えとしてその情報は流通しています。
そのどれにも該当しないのに、同じ物を同じように食べたのに、家族の中で自分だけ・・・
心当たりを探ってみると、病気の予兆や疲れなどから体調が崩れていたり、
実は個人的にアレルギーがあったり。
パソコンにもそういう事ってあるんです。
体調をパソコンに例えるなら、
・OSや導入してあるソフトウェアのバージョンや修正レベルの違い
・それらの導入された順序の違い
・プロセッサの拡張性能の違い
・搭載しているメモリーの機能仕様の違い
・ハードディスクのファイル・システムの種類の違い
・SWAP(スワップ)サイズの違い
などなど。
さらにアレルギーとは言いませんが一般に「相性」が取り沙汰されることもありますよね。
この相性に関しては情報も流動的で一概には言えませんが、機器構成によっては相互に干渉し合ってしまって同期的に動作しない場合も有り得るのです。
目で見える形で外に現われていないので見落としがちですが、自分仕様のパソコンは自分固有の機器構成、状況設定で動いています。
似ているようでも微妙に違う。この微妙さが症状の違いに影響します。
自分仕様を作っている過程で、知らず知らずのうちに体調を崩していたり、病気の元を作ってしまっている事があります。
誰でもひとつくらいは思い当たりませんか?
正常に終了させること無くパワーを切ってしまったり、導入に失敗して作業途中のまま強制終了をかけたり、壊れたファイルをそれと知らずコピーしてしまったり。
そんなささやかなハードディスクやレジストリーの傷が、思いもかけないエラーの誘因であることも見逃せません。
「もしかしたら!?」
「今の自分のパソコン大丈夫かな?」
思い付いたら即実行。
”CHKDSK”や”Scandisk”を試してみて下さい。
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